PADI レスキューダイバーコース
このコースでは、さまざまなテクニックでダイビングの緊急事態を予防・回避し、必要な場合にはそれに対処できるように準備します。
大自然を相手に遊ぶレジャースポーツでは、時として予想外のアクシンデントに遭遇する場合もあります。それらは、実際にはほんの小さなトラブルがキッカケとなり、大きなトラブルにまで発展してしまうケースがほとんどのようです。たとえば、スキンダイビングをしていて浮上時に水を飲んでしまい水面であわててしまったり、エントリー時や水中移動時にスクーバ器材をひっかけて身動きがとれなくなってしまったりといった、
落ち着いて対処すればすぐに解消できるようなトラブルが原因となり、一瞬にしてストレスから不安感、パニックへと拡大していってしまうのです。
こうしたトラブルを未然に予防する能力を身に付けるとともに、トラブルが発生しても、すぐに対処できる知識を備えること。さらには万一の事故の際の救命方法までを学ぶのが、この「レスキュー・ダイバーコース」です。
参加前条件
(1) PADIアドヴァンスド・オープンウォーター・ダイバー資格、もしくはこれと同等の他団体資格を有する方。
(2)PADIエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)コースを過去2年以内に修了済みの方
(3)受講最低年齢 : 満15才以上
(4)前回のダイビングからブランク3ヶ月以内
コース内容
実際の講習では、疲労したダイバーや負傷したダイバーの救助方法、水面でのアシストの方法、陸上での搬送方法、応急処置、救急の場合の速やかな通報の仕方、水中捜索方法など、現実のトラブル時に役立つ知識をトータルにご案内していきます。
たとえば救助法ひとつをとっても、救助を必要としているダイバーの精神面、 状況、救助場所、環境の違いなどでその方法は変わってくるものです。ビーチやボートなど、その場の状況に合わせた適切な方法をシミュレーション形式でマスターしていきます。
このコースを受講することにより、他のダイバーの手助けができるテクニックが身につくばかりでなく、同時に自分に対するトラブルを最小限に予防するためにも非常に役に立つコースとなっています。またこの「レスキュー・ダイバー・コース」は、ダイブマスター・コースなどの「PADIプロ
フェッショナル・ダイバー」へのステップアップにも不可欠なコースです。
受講に必要な日程(最短2~3日) | |
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学科 | 自習形式の学科、DVDとマニュアルを利用した自習後、最終クイズの合格(70問)、解説 |
海洋実習 | 2日間(合計5セクション) |
コース料金
コース料金 | ¥68,000- 税込み(¥74,800-) |
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含まれるもの | ・コース修了までの講習料 ・PADIレスキューダイバーマニュアル ・タンク&ウェイト ・海洋施設利用料 ・宿泊する場合の宿泊費(1泊2日、朝夕2食付き) ・Cカード申請料(PADIへ¥4,758+税) ※実習地まで送迎付です。交通費の追加費用はかかりません。 |
含まれないもの | ・ダイビング器材レンタル料 ・実習中の含まれない食事 ・ポケットマスク (¥4,000+税) |